IZ*ONEの日本人メンバーである宮脇咲良と矢吹奈子が、HKT48のコンサートに参加することが明らかになった。日本のファンにとっては嬉しい発表だが、これが現在波紋を呼んでいる。

具体的には、2人はIZ*ONEの結成に伴い、HKT48などAKBグループの活動を休止して、期間限定であるIZ*ONEの活動に専念することを発表しており、今回のことが韓国ファンとの約束を破ったと受け取られているのだ。

ファンは反対の声明

この決定に対して、早速ファンであるWIZ*ONEからは「専任活動に反するコンサート出演に反対する」とした上で、「ファンの信頼を裏切り、専任活動の確保と両立できない行為」と強い口調での批判が展開。コンサート出演撤回、専任の活動を保証履行、迅速な立場表明を通じた再発防止の約束が求められた。

一方で、HKT48側は2人の出演について、「HKT48として最後の出演」であると述べており、今回のライブ出演が例外措置であることを示唆しているが、韓国サイドからの批判について現段階では反応をしていない。

Wanna OneとI.O.I

IZ*ONEのファンが、この問題を大きく捉えるのには理由がある。それはWanna OneとI.O.Iの前例があるためだ。Wanna Oneメンバーは、所属していたグループの活動を完全に停止して、期間限定の活動に専念した。

実際、NU’ESTはミンヒョンがWanna Oneに参加したため、新たにNU’EST-Wというグループとして活動している。ミンヒョンの人気と相まって、NU’EST-W自体も大ヒットに恵まれることとなったが、完全体としての活動は留まっている形だ。

こうした専任活動の決定は、過去にI.O.Iメンバーが自身のグループとの兼任を続けたことで、完全体としての活動に影響が出るとともに、アーティスト自身への負担が大きかったことが影響していると言われる。I.O.Iのメンバーであるセジョンとミナは、gugudanとしても活動していたが、これによってI.O.Iの活動にも影響が出たという声もあり、ファンの間では望ましくない前例として記憶されている。

IZ*ONEもWanna Oneの成功を受けて、グループ活動の専任契約を結んでいるはずだが、今回の日本人メンバーによるHKT48コンサートへの参加が実現することで、専任の約束が有名無実化することを懸念するファンは少なくない。日本のファンにとっては嬉しいサプライズだが、事態の収集には時間がかかりそうだ。