本木雅弘は俳優、司会者である。3人組アイドル「シブがき隊」の元メンバーとしても知られている。
1992年に映画『シコふんじゃった。』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝き、俳優としての評価を確たるものとした。2008年には自らが発案し、滝田洋二郎が監督した『おくりびと』では、日本映画史上初となる米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した。
ドラマでも活躍し、2009年のNHKドラマ『坂の上の雲』に秋山真之役として主演し、2020年『麒麟が来る』では斎藤道三を演じた。
サントリー「伊右衛門」をはじめ、数々のCMや広告にも出演している。また、1980年代後半から2000年代初頭までは司会業もこなしていた。
基本プロフィール
芸名 | 本木雅弘 (Motoki Masahiro) |
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本名 | 内田雅弘 (Uchida Masahiro) |
ニックネーム | モックン、すばる |
国籍 | 日本 |
性別 | 男性 |
身長 | 174cm |
血液型 | A型 |
誕生日 | 1965年12月21日 (57歳) |
干支 | 巳 |
星座 | いて座 |
所属
参加グループ |
シブがき隊 |
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デビュー年 | 1981 |
本人曰く「自意識過剰」であり、このようにねじれた自分を正直に見せるフリをすることで自らを守っていると、自身を自嘲気味に客観視している。
他人には丁寧に接するタイプで、インタビューに遅れた際もすぐに謝罪しインタビュー時間の確保を自ら申し出る。
親としては教育熱心ではなく、「ごくごく当たり前のラインに乗ってみた上で、いつか好きに逸脱してほしい」と子供たちに対しては思っている。
気にしいな性格から、エゴサーチをよくしてしまう。
娘の留学の引率を機にロンドンに部屋を借りており、「現実逃避」と称してロンドン滞在をすることがある。
家事スキルが高く、『永い言い訳』で不慣れな家事に奮闘するシーンではわざと下手にこなす演技に苦労した。また、義母である樹木希林が自宅に家事に手伝いに来た際には、流儀の違いで義母を苛立たせる場面もあったとインタビューで語っている。
1981年、TBSドラマ『2年B組仙八先生』でデビューした。このドラマで薬丸裕英、布川敏和もデビューしている。
兄弟 | 兄、弟 |
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出生国 | 日本 |
出生地域 | 埼玉県 |
高校 | 浦和学院高等学校→明治大学付属中野高等学校定時制(中退) |
実家は由緒ある農家であり、幼少期には野菜の収穫などをした経験がある。「雅弘」という名前は、父が農業高校時代の卒業文集を見ていて目に留まった名前をそのままつけた。
妻は内田也哉子であり、ロックミュージシャンの内田裕也、女優の樹木希林は義理の両親にあたる。本木は婿養子である。1997年に長男・雅樂、1999年に長女・伽羅、2010年に次男・玄兎が生まれている。長男は「UTA」という名義でモデルをしており、伽羅は子役やモデルとして活躍している。
1988年に「シブがき隊」は解散している。
義母の樹木希林からはあらゆる場面で「もっと気楽に」と言われるなど、優柔不断さや体面を気にすることを指摘されている。また、こだわりの強さなどについて「よくも悪くもとても幅の狭い人」と評されている。
内田也哉子からは煮え切らない態度を一喝されることがあり、また「コントロールフリーク」だと注意されることがある。