カン・シニルは、1985年演劇ヨヌの舞台にてデビュー。2012年SBS『追跡者 THE CHASER』のファン班長役など、主に警察官専門俳優として知られている。特に刑事班長ような中間幹部役で出演することが多い。
一時、肝臓がんのため闘病生活を送っていたが、手術後回復して演技活動を続けている。2005年に「KBS演技大賞 助演男優賞」を受賞。ドラマ『太陽の末裔』、『ピノキオ』などのヒット作に出演し、幅広い演技を見せてくれる名俳優である。
基本プロフィール
芸名 | カン・シニル (Kang Shinil) |
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本名 | カン・シニル (Kang Shinil) |
国籍 | 韓国 |
性別 | 男性 |
身長 | 170cm |
体重 | 64kg |
誕生日 | 1960年11月26日 (62歳) |
干支 | 子 |
星座 | いて座 |
所属
参加グループ | |
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事務所 | スターヴィレッジエンターテインメント |
カン・シニルの恋人とのエピソードとしては、現在の妻であるオ・スミとのエピソードがある。
二人の間には三人の娘もおり、幸せな家庭を築いている。また、カン・シニルが肝臓がんで闘病していた時には、妻は、町内でピアノのレッスンをして生活を維持したという。
その夫婦の愛情は、KBS2TV『芸能街中継』で人生で最も感謝したい人に対する言葉として「私の妻、オ・スミさん。長く苦しい時期も耐えてくれてありがとう。」と格別な感謝の意を伝えた。
カン・シニルの性格は、自ら悩みなどを誰かに相談する方ではなく、いつも誰かの話を聞いてあげる性格である。
彼自身、俳優として自立していくには、大変な年月もあったが、あえて自分が大変であるという悩みを打ち明けたことはないと語っている。また、普通のことはすべて耐えることができたし、難しいとも感じなかった。とも述べている。
また、人とのつながりを真剣に考える人でもあり、特に、肝臓がんを経験した後には「家族や、人に対する態度に対して以前にもまして真剣に考えるようになった。」と語り、自分のことよりもほかの人々に対する心遣いを見せる人でもある。
カン・シニルの趣味は、家の近くで自ら栽培をしている家庭菜園の世話である。野菜は自分で育てて食べようと思いながら始めた。
家から1kmの距離にある畑まで走っていき、菜園に到着すれば、雑草を抜くことから始まり、レタスなどの野菜をとる。自ら汗を流して植えて、農薬を一切使わずに育てた野菜を食べてみると気持ちも違うし、満たされると語っている。
カン・シニルの特技としては、2003年の映画『シルミド』に出演した際に、水中シーンを撮影するため、国際的に認められているスキューバライセンスを取った。
カン・シニルのデビュー前の経歴としては、学生時代は平凡な学生であり、当時はほかの人の前に出ることは無かったという。1970年代は産業化の時期であったため、将来性のある電子産業を選択した。
しかし、カン・シニルは電子工学に全く興味がなく、勉強は全くしなかった。大学生の時に、友達の紹介で東崇教会に通っており、それをきっかけに演劇を始めるようになった。
演劇を始めた頃は、自分だけに照明が当たってとても怖く、公演が終わってその場から逃げたこともあった。
大学 | 慶煕大学 電子工学科 学士 |
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カン・シニルの周囲からの評判としては、重厚な声と正確な発音、深みのある感情表現などから、彼は「信じて見れる俳優」と呼ばれている。
また、慎重な性格と、相手に対する思いやりの心、暖かい視線などで、彼は後輩の演技者たちの尊敬を一心に浴びている。
KBS2TVドラマ『太陽の末裔』の記者会見で、主演のソンジュンギは「カン・シニル先生と一緒に演技を出来てとても嬉しい」「先日、団体の会食の際に先生が来て、その時初めて電話番号を交換した。先生が長文のメールをくれて、その心のこもった言葉に涙が出た」と告白した。
カン・シニルの整形の噂は特にない。