日本の女性歌手。相対性理論のメインボーカルも担当している。
作詞・作曲をする際の名義はティカαで、独特な世界観の曲調とそれに似合うウィスパーボイスが特徴的である。その他にもCM音楽・イラスト・ナレーションなど幅広く活動しており、ももいろクローバーZや山下智久などのアーティストに楽曲提供もおこなっている。
事務所やレコード会社には所属しておらず、自社レーベルのみらいレコーズで活動している。2017年には、「わたしは人類」という楽曲でメディアアートに革新をもたらした者に贈られるアルス・エレクトロニカ賞を受賞した。
実験的な楽曲が多く、誰も使わないような楽器を使用したり、楽曲に科学的な要素を入れ込んだりする。直立不動で、たまに一言発したりスマートフォンを見たりと、不思議な空間のライブをおこなう。
正確なプロフィールは一切非公表で、メディア露出もほとんどない。ライブMCでも一言しか発さないため、素性をあらわさない。
基本プロフィール
芸名 | やくしまるえつこ (やくしまるえつこ) |
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本名 | 丸野悦子 |
ニックネーム | えっちゃん |
国籍 | 日本 |
性別 | 女性 |
誕生日 | 1987年06月03日 (35歳) |
干支 | 卯 |
星座 | ふたご座 |
所属
参加グループ |
相対性理論 |
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デビュー年 | 2006 |
やくしまるえつこは、月が出ている間しか外を出歩かないとインタビューなどで度々述べており、インドア派な性格が伺える。家では主に楽曲制作やゲームをしていることが多い。
親が科学者である影響から、新しいテクノロジーを好む性格である。それは彼女の楽曲にも表れており、自身が発明した9次元楽器「dimtakt」を度々使用する。家電からなる音などの「鳴らざるを得ない音」が好きだと発言しており、大多数が聞き逃してしまうような音を楽曲に仕掛けている。
型にはまらない実験的なことをおこなうのが好きで、塩基配列をもとに「わたしは人類」という楽曲を作成したり、スライムシンセサイザーという楽器をライブ中に使用したりする。
趣味は映画鑑賞で、特に映画音楽に関心がある。全体のグルーブ感ではなく個々のパーソナルな空間を意識するという点で、自身のライブ空間と映画館には親和性があると語っている。
またゲーム好きを公言しており、家にはゲーム専用の部屋もあると述べている。ゲーム好きな少年少女の人気アニメ「ハイスコアガール」のED曲を提供した際、原作者の押切蓮介はやくしまるえつこのゲームへのこだわりを絶賛したほど。
やくしまるえつこは類まれな声を持っていることで有名である。彼女の声は倍音成分がとても多く、つぶやくような声でも遠くまで届くという。
科学者である親のもとで育った。「相対性理論」というバンド名もそれが由来。
やくしまるえつこは、相対性理論のデビュー以前「熱海のピンチョン」という名前で活動していた。
2006年に、相対性理論として自社レーベルからデビューした。
大学 | 武蔵野美術大学 |
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公式サイト | http://yakushimaruetsuko.com/ |
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https://www.instagram.com/mirairecords/ | |
https://twitter.com/mirairecords |