なみちえは1997年生まれの着ぐるみクリエイター、ラッパーである。HIPHOPユニット「タムラキング」を兄でデザイナーのNASA、妹でダンサーでMANAと共に組んでいる。また、global shyというバンドでボーカルも担当している。
自主制作盤である『毎日来日』は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が設立した作品賞『APPLE VINEGAR -Music Award-2020』に、自主制作盤CDとして初めてノミネートされるなど注目を集めている。
NHKの報道系番組への出演、エッセイの執筆などを通じて、日本における差別に関する言論活動も積極的におこなっている。東京藝術大学を首席で卒業した。
基本プロフィール
芸名 | なみちえ (Namichie) |
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本名 | 田村なみちえ (Tamura Namichie) |
国籍 | 日本 |
性別 | 女性 |
誕生日 | 1997年07月18日 (25歳) |
干支 | 丑 |
星座 | かに座 |
インタビューで「幼少期からまともなコミュニケーションを人としていなかった」と語っており、こうした気質が芸術へ向かうきっかけであったとしている。
自らを「強い自我を持っている」と評しており、そうした強いエネルギーを構造批判など怒りの表明に向ける際、ユーモアと可愛らしさをもってアウトプットするようにしている。差別的な発言などに対しても直接止めるよう本人にいうようにしている。
地元の学校で登下校中に「ガイジン!」と煽られ、学校行事中に勝手に写真を撮られて別のクラスのグループLINEにアップされるなど、外見的なことからくる偏見やルッキズムなどが活動の根幹となっている。
ブログで見つけたある作家の作品に惚れ込み、中学2年生から着ぐるみ制作を始めた。
大学入学後に受けた差別発言をきっかけにラップを始めた。また、大学3年生の時にglobal shyのヴォーカリストとして出演した学園祭「藝祭」の映像はTwitterで拡散され、瞬く間に注目を集めた。
出生国 | 日本 |
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出生地域 | 神奈川県 |
大学 | 東京藝術大学先端芸術表現科 |
ガーナ出身の父と日本人の母の間に茅ヶ崎で生まれた。3兄弟曰く、両親はあまりお金のことを気にしないタイプで、親という実感も薄いという。兄はデザイナーのNASA、妹はダンサーのMANAである。3人とも肺が弱く、NASAは肺気胸でMANAは喘息持ちであるためイベント会場となるクラブなどのタバコの煙が苦手である。
祖母は現在もタクシー運転手をしており、たまに駅まで乗せてもらい、逆にお小遣いもらったりすることもある。